ごめん!!是非行きたいんだけど、その日はすでにバイトが入ってしまっているんだ…せっかく誘ってくれたのにごめんよ…
そうなの!!そこはバイト休んででも来るべきでしょ!
本当の友達でしょ!
じゃぁ、期待してるからね!
あ、うん。そうだね…また連絡するよ。(心の声:結局行かなかったらどう思われるかな…?)
この状況でサプライズパーティーに参加しなかったら友達じゃないと思われてしまうかも…って思っちゃうかもしれませんね!軽い脅しにも聞こえますよね…
相手もそんなつもりで言ってなくても言われる側からすると重荷になったりしてしまいます。
『本当の友達だったら』これはもちろん良い使い方もありますが、自分にとても損をする考え方かもしれません。本記事を読んで理解していきましょう!
あなたは例えば「本当の友達だったら来るべき!」「本当の友達だったら理解するべき」と言われたことはありますか?
- 本当の友達だったら…という考え方がもったいない理由。
- プラスの考えでもっと幸せになれる。
- 自分の『友達』という考え方を改めて考える。
本当の友達だったら○○するべき!?その考え、損しているかも!
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本当の友達だったら〜この考え方なぜ損をする?
結論から言うと「本当の友達だったら〇〇するべき」と伝えてしまうと以下のようなマイナス点が生まれる可能性があります。
- 今後の自分の行動に縛りをつけてしまう。
- 相手の真意を知らないまま勝手に相手の評価を下げてしまう。
- 相手からいただくプラスの気持ち、行動の価値を自ら下げてしまう。
- 結果的に自分の価値も下げることになる。
このような結果になります。細かく言うともっとありますが、大きく見てこんな感じです。
- 本当の友達だったら来るべき。
- 本当の友達だったら言うべき。
- 本当の友達だったら祝うべき
などなどこんな感じです。
これだけ見てもわからないと思いますので会話例を見ながら解説していきます!!
では会話例。 ※()内は心の声です。
松野君!!この前言ってたサプライズパーティー、本当に欠席するの!?
本当の友達だったらバイト休んででも来るべきだよ‼︎
うん、ごめんよ…とっても行きたいんだけど、急に休むことは流石にお店の人たちに申し訳ないよ…(本当の友達とは思っているけどさ…)
発生の経緯…夏帆ちゃんはサプライズパーティーに来て欲しいが為に、無意識に脅しのような戦法を使っている事になりますね。でもこの言い方をする事によっていざ自分が逆の立場になると常にそのセリフに追われる事になってしまいます。例えば結婚式のようなもっと大きなイベントに誘われると何があっても絶対に行かなくては周りに何を言われるか分かりませんね…
このようなパターンは今後の自分の行動に縛りをつけてしまう。に繋がります。
そんな言い方をされると辛いですよね!そんな場合はこう返そう!
「向こうも本当の友達と思ってくれているなら分かってくれるよ、直接謝っておくね。」本当の友達だったらと言われるなら、向こうもまた本当の友達。本当の友達は断る理由を聞いて理解してくれるはずです。
パターン②
はぁ…悩みが大きすぎて元気が出ないなぁ…色んな人が声をかけてくれたけど、一番仲良しだと思ってる松野君は一切声をかけてくれなかったなぁ…本当の友達だったらすぐ声かけてくれるものだと思うけど…ちょっと残念…
(心の声:夏帆ちゃん…最近ものすごく悩んでるみたいだ…相談に来ないってことは頼りないって思っているのかな?そうだったらちょっと悔しいなぁ…)
発生の経緯……自分の一大事の時に『声をかけてくれない=本当の友達じゃない。』と言う考え方に至ってしまった。本当に苦しい時は考え方も冷静じゃなくなりますからね。でも松野君は話しかけて来なかっただけで真意は『力になってあげたい』というところがポイントです。余計な考え方でそこに気づけなかったのが非常にもったいないですね。
このようなパターンは相手の真意を知らないまま勝手に相手の評価を下げてしまう。に繋がります。真意ーコトバンク
このようなパターンの場合は直接言われているわけではないので。対策は発言側のみにあると言えますね。発言側の考え方の改めは後半の見出しでまとめます。
松野君の立場で言える事があるとしたら。悩みがあって元気がない友達がいたら色々考える暇があれば声をかけてあげると良いかもしれませんね!!
パターン③
聞いて!!この前就職祝いに松野君がご馳走してくれたの!嬉しかったんだけど、お金があまり無いからって言われていつも気軽に行ってるお店だったの…本当の友達だったらこんな時くらいもっと良いお店に連れてってくれると思うんだけどなぁ…それとお金があまり無いなんてこんな時に普通言わないよね…
そんな事があったんだぁ…嫌な思いをしたんだね。確かに気を遣ってしまうような一言も混ざってるし気持ちはわかるけど…祝ってくれた事実はしっかり受け取ってあげないとね!!
(心の声:なんか噂で聞いたけど、せっかくご馳走したのに色々文句言っていたらしいな…気持ちを込めたつもりだったけどとても残念だ…)
発生の経緯…本当の友達だったらこんな時くらいはさ……と色々完璧を求めてしまう事、または相手の事を強く思っているから故に発生する気持ちでもあるでしょう。でも相手がご馳走してくれたことを喜ぶべきであって、せっかくの相手の祝い(気持ち)の価値を自ら下げてしまっていると言う事になります。同じような例で、誕生日プレゼントであったり、クリスマスプレゼントであったり。センスが無いことに何かと他人に文句を言ってしまうような光景はよく目にしますが、それも同じように発言すればするほど祝い(気持ち)の価値を下げ、結果的に自分の価値も下げてしまうことになります。
このようなパターンは相手からいただくプラスの気持ち、行動の価値を自ら下げてしまう。または、結果的に自分の価値も下げることになる。に繋がる。
人間は影で何かマイナスなことを発言してしまう生き物です。思ってしまった以上はどこかで吐き出さないと大きなストレスになる可能性もありますからね。
つまり対策方法は『知らぬが仏』です。冗談抜きに。
相手が本当の友達だったらとフォーカスしてくるなら、逆もまた然り、相手もそのように考えてほしいですし、発言も改めてほしいですよね。最悪揉めてしまった時は、それを伝えましょう。
※このような愚痴吐きのような例に関しては第三者(相談相手)の会話を聞くスキルも重要になってきます。つまり、相談相手がなんでもかんでも同感するような愚痴聞き担当なら話は厄介になります…
と、まぁこんな感じになります。
自分が『本当の友達だったら』というセリフをよく言ってしまっている場合は!?
考え方を改めた方が幸せに繋がるのでオススメはします。思うのは自由ですし、思ってしまうものは仕方がない。だから口にするのを躊躇して考えて使いましょう!
それと『本当の友達だったら』と口にするのであれば、逆も然り。あなたもまた本当の友達と言うことです。だったら相手を疑ったり、決めつける前に信じてあげよう、また優しく声をかけてあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
言われた事がある人も、言ってしまっていた事がある人もいるでしょう。
『本当の友達だったら〇〇するべき』と発言する事によって今後の自分の行動を縛りつけたり、相手の真意を知らぬまま評価を下げてしまったり、相手からのプラスの言葉、行動の価値を自らで下げてしまうことに繋がってしまう事がわかりましたね。
でも相手の気持ちを動かす為に使ったり、上手な使い方が存在するのも確かです。なので相手を脅すような使い方や様々な価値を下げてしまうような使い方がもったいないと言うことですね!!
なるほど、『本当の友達だったら〇〇するべき』という考え方は色々損をしてしまうのですね!!
また言われた場合は対策方法もわかりましたので、また同じような事があっても対応できそうです!!
松野君!!今度の土曜日〇〇ちゃんの誕生日会だから来なよ!!