お話聞きますよ!
智美さんはコミュニケーションが苦手ですか?
いえ!そんな事はないです。なんかみんな挨拶したり話したりはするんですけど、活気がないと言うか…仕事に対して「楽しい」とか「やりがいがある」といった気持ちがあまり無いといった感じですね!
なるほど、それはみんながプラスのストロークを繰り返し使えていない可能性がありますね!!
プラスのストロークとは簡単にいうと「前向きな言葉、動作」を与える事(または受け取る事)です。例えば「ありがとう」とか「頑張りましょう!」とかですね。
それが増えるだけで人間の心は幸福ややる気を感じる事ができるのです。
※悩みが作られる原因が知りたいあなたは以下を参考に。
この記事は心を幸せな方向にもっていく簡単な方法『プラスのストローク法』をお伝えします。
- プラスのストローク法を知ることができる。
- 簡単に幸せになることができる。
- コミュニケーションスキルの向上。
『辛い』から『幸せ』に!プラスの言葉を伝えよう。受け取ろう!
Table of Contents
まず最初に、ストロークとは!?
ストロークは…「相手に投げかける心理的メッセージ」です。以下の表を見るとわかります。
ストロークにはプラスとマイナスがある。今回の記事はこのプラスを使用することで幸せな自分を作るのが目的です。
言葉 | 動き(ボディランゲージ) | |
---|---|---|
プラスのストローク | 褒める 慰める 励ます 等 | 撫でる 抱きしめる 話を聴く 微笑む |
マイナスのストローク | 怒る 責める 悪口 | 叩く 蹴る 押し出す 睨む |
簡単な話、上記のプラスのストロークを日常でどんどん使っていきましょう!
なぜプラスのストロークを使うと良い?
ものすごく単純にわかりやすく説明すると、みんなが嬉しい気持ちになれる。です。
または身体が健康になることも証明されています。
まずはあまり難しいことを考えないことをお勧めします。単純に自分にプラス、みんなにプラスと考えましょう。だって自分が褒められた時、嬉しい気持ちになりますよね。
その幸せが毎日毎日積もっていき、気がつけば自分は幸せ者として生きているのです。
子供を褒めると成長すると言われていますね。大人だって褒められると嬉しいです!さらには犬や猫のような動物だってそう。そう思うとやはりプラスの投げかけは心にとって間違いなく効果があります。
プラスのストロークは受け取るのも与えるのも両方大事です!
大脳生理学によると人間の脳内にはドーパミンという物質があります。他人に良いことをした時などに脳内でドーパミンが活性化すると言われています。
ドーパミンとは…活性化することで脳が自分に幸福感とやる気を司ります。
かなりシンプルな会話ですが以下をご覧ください。
幸福さん!!おはようございます!!今日も頑張りましょうね!!(プラスのストーク)
おはよ〜!そうだね!!今日も頑張ろう!!(プラスのストロークを受け取った。返した)
よーし!私も頑張ろっと!!!(ドーパミン活性化でやる気UP)
こんな感じです。一見とても簡単なことですが、なかなか出来ない人は多いです。そしてこのようなプラスのやりとりを繰り返すことであなたの心も今居る環境もどんどん良くなってきます。
会社も全員がそうであればいいんですけどね!そうもいかない。それに、せっかくの※ストロークを受け取らない人も居ますからね!
※後の見出しで記載。
会話例のように名前を呼ぶのがとっても効果的です!!「〇〇さんってすごく綺麗な髪をしていますね!!」
効果的なストロークのパターン
以下を確認してあなたの日常をより快適にしてください。ストロークを上手に使うだけで人は幸せになれます。
今まで説明があったように周りの人にたくさんのプラスのストロークを与えましょう!「頑張りましょうね!」と一言。これもプラスのストロークです。
髪型が変わった人がいたら「切りましたね!」と一声、こんなのもプラスのストロークに入ります。
自然とコミュニケーションも上手になっていきます。
与えることでドーパミンの脳内活性を目指しましょう!(幸福感、やる気UP!)
相手からもらったプラスストロークは必ず受け取りましょう!!(褒められても否定しない。)
意外といますよね、「そんなことないですよ〜」毎度のこと否定する人。内心は「そうなんですよ〜」と受け取っているかもしれませんが大事なのは相手に受けとったと伝わることが大事です。
それに、否定をすると言うことは無意識に自分の価値を下げてしまう可能性もあります。それをディスカウント(値引き)すると言うのですが後半の見出しで説明しますので必ず見ていただきたい大事なところになります。
これは今すぐにできるのでおすすめです。
仕事を頑張った自分にご褒美(外食など)を与えることもそうですし、自分の事を好きになるのもそうです。
他にも頑張った時は「よく頑張った!俺!」と自分に声をかけたり、出社前に自分に「今日も頑張れ!」と声をかけるのも良いですね。
鏡で自分の顔を見ながらやるのもさらに効果的です。
※自分で自分に与えることでもドーパミンは活性化します。
自分っていつもストローク与えてる?受け取ってる?考えてみると意外と知らないものです。その傾向をしっかりと知っておくことも大事です。もしかすると周りと上手くやっていけてると思っていたけど全く受け取っていないかもしれないですし、全く与えていないかもしれませんからね!!自分のストロークの傾向を知って上手に活用していきましょう。それでもっと幸せになれます。
ダメなストロークのパターン
※プラスパターンの逆になります。書き方が違うだけで先程の見出しと記載内容が同じものもあります。
例えば目の前に大変だった仕事をやり遂げた社員がいる。それを分かっていながら何も言わない。
「頑張りましたね!お疲れ様!」とプラスのストロークを与えてあげてください。
例えば
「毎日ご飯を作ってるのにたまには料理の感想を言って欲しい。」
と心の中で思っている。聞かなくても言ってくれるのを待つのはストレスになります。(気持ちはわかります。)
そこは思い切って聞いちゃいましょう。
「今日のご飯どう?美味しい?」
素直になれば欲しいストロークがすぐにもらえます。
「あなたは本当に毎日がんばってますね!!」⇨「いやいや、そんなことないですよ…」
せっかくもらったプラスのストローク…受け取りましょう!
「あなたってなんだか、かわいいって感じがします!」⇨「え、かっこいいって言われたいんだけど…」
とりあえず、褒めてくれたのはわかりますよね、「ありがとう!」とせめて感謝はしましょう!
今日も忙しかったな…たまには自分にご褒美も良いかな…いや必要ないか、やめておこう。
ではなく自分自身にもプラスのストロークを!!
幸せが逃げる!!自分をディスカウント(値引き)してしまう人。
この考えは自分をどんどん不幸の方向へ進ませるとっても危険な考え方です。
自分をディスカウント(値引き)してしまうとはどう言うことなのか??
それは、普段から自分を下げて考えていると言うことになります。
例えば「自分はダメなやつ」「自分に褒められるところなんて無い。」みたいな感じですね!
実は結構いますよ!マイナス思考と似たような感じにはなります。
あなたの周りにもいるはずです、参考がてら思い浮かベてみてください。
ではなぜそれが危険な考え方なのかを次の会話を見て知っていきましょう。
値引きさんって本当にテキパキ働きますね!尊敬します!(プラスのストローク)
全然そんなことないよ、毎日大変!(心の声:仕事できてるように見えてるのかな、私、ダメダメなのに…)
こんな感じで普段から自分をディスカウント(値引き)していると、周りからのプラスのストロークを受け取らない。さらに嘘に聞こえてしまったり。
そしてさらに危険なのが!
値引きさん!!昨日伝えた資料いつ完成しそうですか?結構時間あったと思うけど…仕事遅いですね…(マイナスのストローク)
すみません!!今日中にはできると思います…(心の声:はい、そうです…私はダメダメで仕事が遅いんです…)
普段から自分をディスカウント(値引き)している人が最もやっかいなのが、相手からのマイナスのストロークに納得してしまう事です。ここからどんどん自分の事をディスカウント(値引き)が加速します…
もし普段からプラスのやりとりが癖になっていて自分にもプラスのストロークをかけていたとしたら?
値引きさん!!昨日伝えた資料いつ完成しそうですか?結構時間あったと思うけど…仕事遅いですね…(マイナスのストローク)
すみません!!今日中にはできると思います!(心の声:仕事遅いって言われちゃった…頑張れ私!)
このように心の中で自分にプラスのストロークをかけることができます!!
仕事遅いって言われてしまった事実はもちろん変えることはできないですけど、普段から自分にプラスのストロークを与える癖をつけているだけで自分の心境を瞬時に良い方向に向けることができます。
一度ディスカウント(値引き)が癖になってしまうと修正するのは難しいです。その場合、他人とのやりとりで修正に向けるのは難しいのでまずは自分で自分にプラスのストロークをかける練習をしましょう。
手始めに「今日も疲れた」⇨「今日、自分は頑張った」
そう自分に伝えるだけでも変化します。自己肯定感を高めることと一緒です!
少しずつで大丈夫ですのでディスカウント(値引き)する癖から抜け出しましょう!
注意点
プラスストロークの乱用。
あまりにも使いすぎると胡散臭く聞こえてきます。周りからは自分の好感度を上げようと必死に見えてしまったり、与えていれば良いと勘違いせずに与えるべき時に与えましょう。
よくわからないタイミングでプラスのストローク。
相手が「なぜ今?」と思うようなタイミングで言うのはやめましょう。会話をしている二人の関係性にもよるものだが、あまりにも突然すぎたり、仕事でとんでもないミスをしてしまった人に対して言葉を間違えたりすると逆効果になることだってあります。
例えば、ほんとに何もない時間に急に「いつもありがとう!」なんて言うと、相手は嬉しいものの急すぎて「!!…えーと、何に対して?」みたいな感じでと受け取ってもらえないでしょう。そこは良いタイミングでご飯を一口食べたあと、お風呂を用意してくれたあと、仕事を代わりにしていてくれた時、など良いタイミングで与えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これがストロークと言う考え方です。家庭、職場など色んな場面で役に立つスキルですね!!僕的には新社会人に入社前に特に身につけて欲しいと思うコミュニケーションスキルです!会社の導入研修に取り入れるべきだと確信してます。それくらい大切な事です。
ストロークにはプラスとマイナスがあることは覚えておきましょう。
そして常にプラスを使えるように癖づけていき効果的なストロークパターンとダメなストロークパターンを覚えて、上手に使って行こう。
手始めに今日会う人にプラスのストロークを何か与えて見ましょう!そしてドーパミンを活性化させましょう!上手に与え続けていると自然と自分にもプラスストロークが返ってきます。それは必ず受け取ってもっと幸せになりましょう!
うーん…入社半年くらいになるけど、なんか周りと良いコミュニケーションが取れてないというか…もっとハキハキと働いている自分を想像していたなぁ…
仕事でも日常でもいつも幸せって感じがしないなぁ…