大切な事ほど失ってから気づく理由。具体例と2つの対策方法。

心の崩壊
春子さん

はぁ…彼の事、失ってからこれだけ大切な存在だったと気づくなんて。遅いよ、私のばか…

斎藤さん

あぁ…私も自分の健康について簡単に考えすぎていたようだ…病院に運ばれてから気づいてしまったよ。健康であることの大切さに…

心理カウンセラーなな

たくさんお話しお聞かせ下さい。

人間は大切な事ほど失ってから気づいてしまうものです。そしてそれには原因があります。『現状に対して当たり前と思ってしまう事』やそこから生まれる『浅い考え』が主な原因です。

でも、まずは『本当に大切な事に気づけた。』と言う事を大事に考えることも大切ですよ!

以下のような学びを得れます。
  • 失ってから気づく原因とは?
  • 今後そうならないようにどのように対策すれば良いのか。

大切な事ほど失ってから気づく理由。具体例と2つの対策方法。

大切な事ほど失ってから気づく。その原因とは!?

原因は大きく分けて以下の2つ!!です。

  1. 全てにおいて当たり前だと思ってしまう事。
  2. また今度やれば良い。などという浅い考え。

ここまでで「大切な事ほど」と何度も言ってますが、当たり前だと思ってしまう事で言えば日常のほぼ全てでしょう。なので失ってから気づく事は小さなこともたくさんあります。ウォーミングアップがてら以下をどうぞ!

スマホを落として画面にひび割れが入った。

⇨保護フィルムってやっぱり大切なのか……

といった感じ、「また今度買えばいい。」とか「自分には必要ない。」とかって考えがちですが、いざ割れてしまうとやはり大切だったと後悔しますよね……

春子さん

当たり前だと思っていましたね。何か伝えておかなくちゃいけない事も「また今度でいいや」ってよく思っていました。そして結局伝えていなかったと思います。

では本題に。今回は『身体の健康』『パートナーを失う』を例に進めていきましょう!!

失ってから気づく例1 自分の身体が健康だと思っている事。

自分の身体は誰もがずっと健康であってほしいと思う事でしょう。

健康が大切だったと気づくまで

身体が衰えてきているのは分かっている。

でも特に運動する事はなく、医者に注意されていた食生活も変えることもない。(なんとなく身体が急変する自分をイメージできず、今の状態が当たり前に続くと思っている。)

自分の身体は今日も大丈夫、明日も大丈夫。しばらく大丈夫!と無意識に思っている

何日も似たような生活を繰り返す。

突然身体に明らかな変化が…

もっと自分の健康と向き合っておくべきだった。健康ってこんなに大切な事だったのか
※ここで失ったものは健康だと考えてください。

病気が発生してしまったり、自分の身体に対して「そうなったら仕方がない事。」と考えている人は意外と多いです。ですがいざ病院に通ったり、痛みが起こったりすると、「もっと自分に出来ることはあった」「もっと健康を意識しておくべきであった」と思います。

心理カウンセラーなな

健康は何をするにもとっても大切なものです!それに気づけるようにしましょう!

あなた一人の命ではない。たくさんの人を心配させてしまいますよ。

失ってから気づく例2 パートナーを失う。

パートナーという存在は「自分だけの考えでは成り立たない」ものです。だから難しい。今隣にいることを当たり前と思わないで!

パートナーが隣にいてくれた大切さを失うまで

いつも恋人(パートナー)は隣にいてくれる。毎日が幸せだ。

でも最近ちょっと喧嘩が増えてきた。でも付き合っている事実は変わらない。(どんなことがあってもずっと一緒と思っている。

昨日の喧嘩、謝った方が良いのかな……今度会った時にしよう。(結局忘れる。)

付き合っている事が幸せだ。この気持ちを今度伝えてみよう。いや…言わなくても分かってくれているだろう!(当たり前だと思ってる。

そんなこんな色々思っているうちに恋人から突然別れ話が…

そしていっぱい考えた後に、隣にいてくれることを感謝して、それを伝えることの大切さや、相手の気持ちをもっと知ることの大切さに気づく。

パートナー関係は特に失ってから気づく事が多いですね!

春子さん

私もそうでした。結婚して一緒に暮らしていることが当たり前のことでした。一緒にいるのが長い分、伝えるべき事も伝えないでいて毎日を繰り返してました!

心理カウンセラーなな

やはり一緒にいる時間が長ければ長いほど『当たり前』と感じてしまうことでしょう。当たり前と思う事はごく自然な事です。それに時々気づけることが大事ですね!

一番危険なのはその状況から産まれる『浅い考え』です。

対策方法①毎日を大切に。『浅い考え』を捨てる事!

当たり前と思ってしまう事はごく自然な事である。

もちろん、そう思わないように日々の幸せを常に感謝するような心構えが一番大切です。でも毎日繰り返しの日々であれば少しずつ当たり前になっていってしまうのが自然だと思います。

そして当たり前と思ってしまう状況から産まれてしまう厄介な「浅い考え」を撃退しよう!!先ほどの2つのパターンで話を進めていってみましょう!

「身体(自分)の事」

自分の身体はそんな急に悪化しないだろう。とか自分の事だからと浅く考えたり
他にも、別にそうなっても仕方ない。とその時は『浅い考え』をしていたりするものです。

「パートナー(相手)の事」

今伝えるべき事を先延ばしにしたり、そのまま結局伝えなかったり。
相手を信じているが故に全く違う方向に関係性が進んでしまっていることもあるでしょう。

自分はこんなに好きだったのに!!自分は喧嘩の事謝ろうとしてたのに!!でもその気持ちは相手に伝えましたか?自分の浅い考えから作られてしまう状況です。

心の在り方,仕事辞めたい,死にたいと思うあなたへ

対策方法②大切な事は失う前に気付ける習慣を!

自分が当たり前だと思ってしまっている状況にまず気付こう。

何度も言いますが当たり前と思ってしまうのは自然な事。当たり前と思ってしまっていても百歩譲ってOKです!!でも手遅れになる前に気付けるようにしましょう!

今一度、自分の大切なもの(人)を考えてみること。時々そんな時間を作る事が大切です。

これは僕のやり方ですが、僕はその時間を銭湯岩盤浴で作っていて、その時にゆっくり考えるようにしてます。

「今自分の幸せはどこから作られているのか」何に支えられているのかを考えてみるのが良いです。

それが例えばパートナーだったら「いつもありがとう」と感謝を伝えたりとか、自分の健康とかだったら「とりあえず今日だけでも食事の栄養バランスしっかり考えよう」とか。

定期的に考えられるように習慣づける浅い考え方をすることもなく対策をとることができます。

もう一度言いますが、考える時間を作ることです。僕のように「ここに来たら(岩盤浴)これを考える。」と自分に癖づけるというかルーティン化みたいな感じにすると良いです。

週末の夕方頃にスマホのアラームに入れておくのも良いかもですね!!

春子さん

自分の気持ち、または相手の気持ちに精一杯向き合っていれば失うことも少なくなる。と言う事ですね!

心理カウンセラーなな

そうですね!!
中にはそれでも失うものはある。と言う方もいます。

それは当然です!せめて、精一杯向き合っていれば失ってしまった時に後悔は少ないと考えましょう!

ちょっと厄介な『とっておき』という考え方。

人間は「いつもありがとう」「好きです」「今日も綺麗です」などのプラスのストロークを『とっておき』に控えて、なかなか言おうとしない生き物です。日本人は、と言った方が良いかもしれませんね!

『とっておき』とは??
例えば伝えようとした事を記念日に言おうと回したり、逆考えれば特別な日以外は伝えない。と言った感じです。そう考えるのではなくどんどん言えば良いのです。

春子さん

普段どんどん伝えるべき事は伝えて、とっておきのようなサプライズ要素も大事だと思うので、記念日なんかにはもっと深く伝えることが出来たらいいですね!!

心理カウンセラーなな

良い考えですね!!『とっておき』にすることで普段伝えるのをやめてしまうことが危険ですからね。

また、お褒めの言葉を受け取るのも下手なのが日本人です。せっかく「今日も綺麗です」と言ってもらえたのに、「何!?急に!!何か企んでる!?」と…笑

でも確かに急に言われると…ですので伝えるタイミングも大事ですよ!例えば「いつもありがとう」ならご飯を一口食べた後とか、お風呂の準備してくれた時とかですね!あなたのプラスのストローク「とっておき」にしないでどんどん伝えましょう。伝える事がいかに大事か。

まとめ

原因は当たり前だと思ってしまう事と、そこから産まれる浅い考えからでしたね。

プラスのストロークをとっておきに隠し持っているのも原因の一つかも!

つまり、今度やれば大丈夫!!みたいな浅い考えは捨てて、当たり前になってしまっている自分にしっかり気づいて、今やれる事はやっておきましょう!!と言う事です。

自分と向き合う時間(考える時間)を作ることも大事です。先ほどお伝えしましたが僕は銭湯や岩盤浴をお勧めしてます。リラックスした状況で考える事ができるので良いです。お家のお風呂でも全然良いと思いますし自分に合った方法を見つけましょう。

最後に

冒頭の吹き出し文でも記載していたようにこう考える事も大切です。

本当に大切な事に気づけた。」失わなかったら気づけないこともたくさんあるはずです。

そして結果的に失った事が自分にとって良い事なのかもしれませんしね。

もちろん事前に気づける事が一番ですが、事が過ぎてしまったのであればそれはもう受け入れるしかない。気づけた事に感謝してその時できる事をすれば良いです。

失ったものが恋人(パートナー)だった場合に多い事ですが、大切なものに気づいた気持ちがただただ依存からきているものだとしたらまた話は変わってきます。その場合は何が大切なのかを考えて見極めましょう。

依存は人間の最大の敵です。いつか記事アップします!


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