この記事は悩みの根本的な部分のお話です。
それは愚痴ることによって一時的にスッキリしたと言うこと。
つまり、悩みから現れる表面上のイライラやストレスなどを一時的に排除することに成功したわけですが、その悩みの根源を消すことができない限りはまたあなたの元に「悩み」は帰ってきてしまいます。
- 悩みが消えない理由
- 花と根っ子のお話で理解できる。
- 悩みと向き合うための行動。
一度はスッキリしたのに悩みが消えてくれないのはなぜ?花と根っ子の話。
Table of Contents
花と根っ子とは?
早速例えを出しましょう。
『共働き世帯で、旦那が家事を手伝ってくれない。』このような悩みを持った奥さんがいるとしましょう。
私も同じくらい働きに出ているのに、家事は全て私が担当なのです。
少しくらい手伝ってくれても良いのに、ゲームばっかりしてるし…
さてこのあと智子さんは友人に愚痴ることを選択しました。
もうほんっと家事一つもやってくれないの!!私ばっかり!!帰ってくるのだって私の方が遅い時だってあるんだよ!?
さてさて、友人にたくさん愚痴を言えたみたいです!少しは気が晴れたことでしょうか?
なんだか今日は気分がいいなぁ。昨日あれだけ愚痴っちゃったらちょっとスッキリしたなぁ!
良かったですね!少し気分が良くなったみたいです。話を聞いてもらうってとっても大切。でも家に帰ると悩みの種が…
おかえり〜、お腹すいたからご飯用意頼むよ。(悩みの種)
ただいま…(心の声:はぁ、先に帰ってるなら作ってくれててもいいじゃない…私ばっかり。)
と言った繰り返しが始まってしまうわけですね。
種が生きてる限り、何度でも悩みが咲き続けるわけです。花は綺麗なものですが今回は敵だと思ってください!
つまり智子さんが愚痴って一時的に排除することができたのはその種から咲いた花の部分であって、種を残している状態だとこのようなループが始まるわけです。
一見簡単なように見えるかもしれないですが、これがまた意外と気づかない。
じゃぁどうすればいいの?
もちろん愚痴を聞いてもらったりするのも自分の心にとってとても大事なことです。
ですが、根っ子の部分を叩くことを常に忘れないことが大事です。
なので友達に相談する時も今の状況や気持ちをひたすら説明するのではなく、どうすれば解決に至るのか、どうすれば家事を手伝ってもらうことができるようになるのか、そんな話をできるようになると良いですね。
性格や関係性によっては話し合いができなかったり、伝えることができなかったりします。
一筋縄ではいかないこともあるでしょう。だから悩んでいるんでしょう。
でも、まずは種から咲いた花。ではなく種を取り除かないと真のゴールに辿り着けないことはしっかりと頭に入れておこう!
そこに気づけているだけでも大きく変わってきます。
根っ子の部分を叩く!!これを忘れずに前進できるようにしよう。
注意点
種から悩みの花が咲く。そして狩る。そしてまた咲く。
これをずっと繰り返していると、いつの日か目的が「悩みを解決したい」から「愚痴りたい」に変わってしまうことがあります。
それはなぜか、愚痴は立派な依存症だからです。
愚痴らないと人生やっていけない。愚痴ることってスッキリする、楽しい、そんな気持ちになってしまうことから、根っ子の部分に永遠に触れることなく花を狩ることしかできなくなってしまいます。
忘れてはいけないことは花を狩った瞬間同時に水やりをしているようなものだと言うこと、その種から花という悩みを咲かしてしまうのは自分自身なのですから。
そうならないためにもしっかりと悩みの根源(根っ子)と向き合うことを忘れないでいよう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これが花と根っ子の話です。
悩みは根っ子の部分にしっかりと気づける事、花だけを取り除いてもまた咲いてくる。と言うことを頭に入れておこう!
今回はどのように伝えれば良いのか、などの話は割愛しております。
以下のアサーションと言う自己表現を使った解決方法も記事にしております。そちらのタイトルが今回の『共働き夫婦』の話になりますのでさらに勉強になるかもしれません。どうぞご覧ください!
根っ子の部分をしっかりと理解して、解決に向かって進んでいかなくちゃ!
もう繰り返したくないですね。
次は効果的な伝え方など、そんな勉強が必要だな。
友達に話してスッキリしたのに、まだ悩みが消えてくれません。汗