この記事は3つの自己表現の「アサーション」というものを通して、『共働きなのに自分ばかり家事している』そんな状況をどのように伝えることがベストなのかを記載した記事です。そもそも生きていく上でとても大切なスキルがアサーションです!
よくある夫婦問題ですね。しかし伝えないと始まらない。そんな状況かもしれません。
アサーションという自己表現スキルを学んで上手に伝えてきましょう!
- アサーションという自己表現を理解できる。
- 共働きの夫婦だから、家事も平等に。話し合いをできる夫婦を目指せる。
- 自分の可能性がもっと広がる。
共働きなのに、家事は私だけ!!なんて伝えれば良い??アサーションを使った③つの例。
Table of Contents
まず最初にコミュニケーションスキル『アサーション』とは?
まずアサーションとは3つの自己表現の事を言います。
①非主張的②攻撃的③アサーティブ より詳しく知りたい方はまず以下の記事をご覧ください。
簡単に言うと攻撃的に表現しない事、自分の意見は主張しよう!そしてアサーティブになろう。と言う事です。本当に簡単に言いました。笑
アサーティブというのは相手の意見や気持ちを理解した上で、自分の意見を伝える。そんな自己表現です。考え方、伝え方がいかに大事かがわかってきます。
今回の記事は『共働きなのにほぼ全てに家事を自分がしている』そんな状況をアサーションの三つの自己表現で分けて見ていきましょう。今のあなたの状況に近いものがあるはずです。そしてアサーティブな表現を目指して状況を変えていきましょう!
さて、共働きの生活の中、家事は全てあなたが行うことになっている。家事も一緒にしてもらうためにどう伝えますか?
今回は嫁だけが家事を行なっているパターンでいきましょう。
世の中どちらかと言うと「家事は女性がするもの」と考えている人が多いです。
おかえり!
お腹空いたよ!今日の晩御頼むよ!
ただいま。疲れたから、ちょっと待ってね。
(心の声:たまには作ってくれても良いんだよ…?)
あなたは明らかに疲れている人に向かって「ご飯を作ってくれ」と言えますか?
世の中本当に気遣いのできない人、相手の気持ちが読めない人がいます。
また、家庭でのなんとなく決まってしまっている役割や、毎日のルーティンがそれを加速させるでしょう。
ではアサーションの3つの自己表現で分けて会話例を見ていきましょう!③のアサーティブな伝え方を目指しましょう! あなたがどの表現をよく使っているのかを知ることもポイントです!
①非主張的な伝え方。
これは自分の気持ちを主張できないタイプ。結局言いなりになってしまい、不満をどんどん溜めていってしまうでしょう。
おかえり!
お腹空いたよ!今日の晩御頼むよ!
ただいま。疲れたから、ちょっと待ってね。
(心の声:たまには作ってくれても良いんだよ…?)
このタイプは自分の気持ちを相手に伝えることができないため、相手の気持ちを優先して自分の気持ちを押し殺してしまいます。もちろんそれが好転することもあるでしょうが、それはほぼないでしょう。
このようなタイプにも言える事がアサーティブな行動を覚えましょう。という事です。
次の見出しに注目しましょう!
②攻撃的な伝え方。
これは怒りのような反応で一方的に断りを入れる形になります。
おかえり!
お腹空いたよ!今日の晩御頼むよ!
先に帰っていたんだったら何か作ってくれてても良いじゃない!!!いつも私ばっかり!!
疲れて帰ってきたところいきなりやめてよね!!
それに洗濯も掃除もできるようになってほしいんですけど!
自分の意見をストレートに伝えることができるタイプではあります。でもこのようにきつく発言することで喧嘩に発展することもあるでしょうし、何より夫婦仲に悪影響です。
意見をはっきりと伝える力ことができるのであれば、上手に伝えれるように一度冷静になりましょう。次に説明する③のアサーティブな返答に注目しましょう!
③アサーティブな伝え方。(ここに注目。)
相手の気持ち、発言を理解した上で自分の正直な気持ちを上手に伝えることができる。
おかえり!
お腹空いたよ!今日の晩御頼むよ!
ただいま!ご飯ちょっと待ってね。
それと、同棲していた時から私が料理を作ってきたから今も続いてるけど、よく考えてみると共働きで帰る時間もお互いバラバラだから、たまにはあなたも作ってくれたら嬉しい。仕事だけじゃなく家事も少しずつ協力できるようになると嬉しいな。
これがアサーティブな自己表現を意識した返答です。
①まずは相手の発言にしっかりと答えている事。
今回で言うと「ただいま!ご飯ちょっと待ってね。」です。
あれ伝えたいこれ伝えたいと考えているかもしれませんが、いきなり伝えたいことから始めないことです。このワンクッションが次の会話を安定させます。
②なぜ私だけが家事をしているのかを分析して、それを伝えながら、今後協力していこうと促す。
今回で言うと「同棲していた時から私が作っていたから今もそれが続いている。」と言うところ、これからについて話し合う理由になります。
※一般的によくあるケースが「家事は女性がするもの」「そもそもパートナーが干物タイプ」「パートナーが家事をしたことがない」などですね。
たった一度で相手が変われば良いですが、簡単に変わってくれるなら悩むこともないと思います。何度も繰り返してあなたが選んだパートナーと向き合っていくことが大事だと言うことを忘れないで進んでいきましょう!
もう一度言います。
夫婦とは話し合って一緒に乗り越えていくものです。あなたが向き合うことから逃げないで、少しずつ乗り越えていきましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アサーションとは3つの自己表現。
非主張的、攻撃的、アサーティブ。です。
思い返してあなたはどの自己表現をよく使っていましたか?もちろん日によったり、相手によっても自己表現は変化します。
イメージで言うと相手が上司のパターンと相手が恋人のパターンだったら自己表現は大きく変わりますよね!
夫婦はずっと一緒にいる存在です。それ故に毎日の繰り返しで様々なことが悪い意味で当たり前になっていくことも多いでしょう。相手の状況、気持ちをよく見ておきましょう。何かを伝える時は伝え方を意識することはとても大事になってきますので覚えておきましょう。
勉強になりました!
夫婦ですもんね、一緒に乗り越えていける事が確かに理想です。
まず自分の気持ちはアサーティブに表現できるようになれたら色んなシーンで使えそうですね!
アサーションを覚えておくことは本当に大切です。
例えば旦那の前だけでは「非主張的」になってしまう。嫁の前では「攻撃的」になってしまう。などなど、それは記事にも記載されていたように毎日の繰り返しでそう作られていく夫婦関係の可能性も高いです。
その場合は出会った頃の関係はどのような感じだったのかを思い出して見ましょう!
毎日を大切に生きていき。自分の意見をアサーティブに表現できるように目指していきましょう!
私たちの家庭は共働きです。
でも、家に帰ってからの家事は全部私で…
一度そのことで少し話したことはあるんですけど、「家事は女の仕事だろ」的な感じで流されました。