この記事は③つの自己表現で考える「アサーション」というものを通して、『新しい職場で放置されている』『仕事を教えてもらえない』そんな状況を変えていく事を目標に記載しております。そもそも生きていく上でとても大切なスキルがアサーションです!
新入社員にとって意外とよくある悩みですよね。
考え方は人それぞれですが仕事が忙しいよりも、内容が難しいよりも、『何をすれば良いかわからない。』何よりも辛い状況かもしれませんね。
アサーションの三つの自己表現を見ながら、行動をとっていきましょう!
- アサーションという自己表現を理解できる。
- 誰も仕事を教えてくれない放置状況からの脱出。
- 自分の可能性がもっと広がる。
新しい職場で放置されている。仕事を教えてもらえない。アサーションを学び、状況を変えよう!
Table of Contents
まず最初にコミュニケーションスキル『アサーション』とは?
まずアサーションとは3つの自己表現の事を言います。
①攻撃的②非主張的③アサーティブ より詳しく知りたい方はまず以下の記事をご覧ください。
簡単に言うと攻撃的に表現しない事、自分の意見は主張しよう!そしてアサーティブになろう。と言う事です。本当に簡単に言いました。笑
アサーティブというのは相手の意見や気持ちを理解した上で、自分の意見を伝える。行動する。そんな技術です。考え方、伝え方がいかに大事かがわかってきます。
今回の記事は『新しい職場で放置されている』『仕事を教えてもらえない』そんな状況をアサーションの三つの自己表現で分けてみていきましょう。今のあなたの状況に近いものがあるはずです。そしてアサーティブな表現を目指して状況を変えていきましょう!
さて、入社して間もないあなた、職場内で放置されています。あなたはどんな行動をしますか?
状況は以下のような感じ。
新人くん、いつものこの作業お願いね!
作業終わりました!
ではいつものようにとりあえず会社の資料見ててください。(心の声:あー忙しい。新人に業務教えている余裕はない。)
またこの展開か…資料はもう見るとこ無いぞ。ここからどう時間を潰すか。なんだかサボってるみたいできまづいんだよなぁ…
「この作業お願いね!」から始まり、その簡単な作業を終えたら何もすることが無くなってしまう。といった感じです。このような状況を打破するためにあなたはどのような行動をとりますか?
ではアサーションの3つの自己表現で分けて会話例を見ていきましょう!あなたはどれに該当するかを確認してみて、③のアサーティブな行動に注目してみてください!
①攻撃的な行動。
これは怒りのような行動をとる事を言います。
いい加減仕事教えてくれませんか!?ずっと放置されているんですけど!!
ある意味自分を主張して行動できるタイプです。解決は早いかもしれません。でもこのように行動することで会社の雰囲気が悪くなり、新人としての印象は良くない方向に。早速会社で浮いた存在になってしまう可能性があります。
日々の同じような扱いの繰り返しで、「会社が悪い」「先輩が悪い」「仕事できないやつ多い」このような思いが少しずつ芽生えていきイライラしてきて攻撃的な行動がおこる可能性がある。
だが、残念なことに周りの方々はあなたがそのような気持ちになっている事に気づいてない可能性の方が高いので「この新人なんでこんなに怒っている!?」とびっくりする方も多いでしょう。
例えばこのようなタイプの方は自分の意思通り行動する力を持っているので、あとは「正しい行動の取り方」を調整するだけで全て解決できます。後に説明する③のアサーティブな対応を覚えましょう
②非主張的な行動。
これは自分の気持ちを主張できない事から行動する事もできないタイプです。
(心の声:とりあえず言われたように黙って資料見ておこう。なんか思っていた感じと違うけど…)
このタイプは自分の気持ちの中だけが混雑していき、周りは何も変わらないタイプです。つまり周りの状況が変化する事を嫌な気持ちになりながら待ち続ける事になります。
また気持ちの中が混雑すると表現した事から、例えば自分の周りの先輩たちが忙しそうに働いている中で資料をただ見つめるだけの自分の無力感でどんどん不安になっていってしまう。
このようなタイプにも言える事がアサーティブな行動を覚えましょう。という事です。
次の見出しに注目しましょう!
③アサーティブな行動。(ここに注目。)
繰り返し資料を見て勉強するのも仕事のうちだ!まずは言われた事をしっかりやろう!
先輩達の働く姿をしっかり見ておこう。そして自分にできる事を見つけよう、新人社員は教えてもらうことだけじゃなく仕事は探すことも大事!!
休憩中などチャンスをうかがって自分に手伝えることがないかを聞いてみよう。
その交流自体が仕事なのかも!!
これがアサーティブな行動です。つまりはプラス思考。といったような感じになりますね。
ここで大事なのはそもそもの会社の新人としての心構えです。
- 「新人は教えてもらうもの」
- 「わからないものは仕方ない」
- 「言われたことだけすれば良い」
などの固定概念があると厄介です。案外自分が状況を作っている可能性がある事を知っておくと良いです!
自分で行動して切り開くことが成長に繋がるとも言いますね!
なので、溜まったイライラや不安で攻撃的な行動をとってしまったり、頭の中で色々な不安を巡らせてしまったりする前に、まずは固定概念を捨て去り、自分にもできる仕事を考えてみたり、チャンスを伺って、いつか来るであろう仕事に備えてみてはいかがですか?
だってずっとそのままなんて事は絶対にありませんから。楽なのは今だけとプラスに考えるのも手ですね。笑
聞いても仕事がない状況が続くどうする?
先輩!僕にも何か手伝えることがあれば言ってください!!
ありがとー!でも今は大丈夫です!
引き続き資料見て勉強しててください!
考えてみればそりゃそうです。あればすでに仕事を与えられているはずですから!
でもこの一言で何かが変わる大きなきっかけになる事には違いありません。
①自分から行動のとれる新人だと思ってもらえた。
②印象が良くなる。
③もしかしたら後から、「これなら仕事を知らない新人君にもやってもらえる」と思ってくれるかも
案外、先輩方がまだ新人だから仕事を振ってはいけない。と気遣いしている可能性だってある。自分はできるんだ!とアピールすると良いでしょう!
あれ、新人だから仕事振らない方が良いかと思ってたけど、やる気ならどんどん手伝ってもらおうかな?
こんな気持ちにさせるかもしれませんよね!
つまり、結果どうあれ一言声をかけてみた。とうのがそもそも大きな一歩です。
何も仕事を貰えなかったとしても、それだけで十分新人としてベストを尽くしています!
こう考えましょう。正直やることがない状況で黙ったまま座っているのか、一声かけてみるのか。
後者の方が会社にとっても自分にとっても良い結果となる可能性は高いでしょう。
同じような状況の新人が周りにいることもあるでしょう。その場合は一緒になって愚痴を言い合うのではなく、一緒になって何ができるかを前向きに考えていきましょう!!
一人じゃないという事は心強さや勇気にもなる反面、一緒になってダメな方向に加速してしまうこともありますので注意しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アサーションとは3つの自己表現。
非主張的、攻撃的、アサーティブ。です。
思い返してみて非主張的だったな、攻撃的だったな。と思ったあなたは是非アサーティブな表現をできるようにしましょう!
今回例に出した『新しい職場で放置されている』『仕事を教えてもらえない』
いずれにせよ大事なのは、新人としての心構え(間違った固定概念を捨てる)、プラス思考。
新人は教えてもらうだけ、などの固定概念がある場合は捨てましょう!!自分で切り開いていくことも状況を変えるに大切な能力です。
行動する事、伝える事がそもそも苦手な方はコミュニケーションのトレーニングが必要になってくるでしょうが、新人という扱いから抜けた後でも必ず必要になってくるスキルです。特に非主張的な方はマイナスな考えを持ちすぎないように注意しましょう!
なるほど。
そもそも新人として常に「待ちの姿勢」になっていたことがダメだったのかもしれないです。
もっと前向きにできることを考えたり、伝えてみたり、先輩の働く姿を見るだけでも仕事なんだ!
おっしゃる通りです!!
やることがなくて、周りがみんな働いているのに自分だけ何もしていない無力感、それはとってもわかります。でも案外先輩方が新人だから仕事を振ってはいけないと言った気遣いのような姿勢をとってしまっている可能性だってあります。
しかし新人教育が追いついてないことがまず問題なのは変わりありませんのでそこは会社として改善されていくと良いですね!
最近新しい仕事を始めました。
ですが、周りの先輩方がとてもバタバタしていて、放置されている時間が多くて困っています。
何かできることがないかを確認しても結果は同じでした…