この記事はアサーションを通して、『職場で飲み会に強引に誘われる』『苦手なのに飲み会でお酒を勧められる』そんな状況を変えていく事を目標に記載しております。もちろん職場でなくても友人や恋人からの誘いにも使えます。
飲むと気分が悪くなったり、そもそも飲めなかったり、そんな事情があるにも関わらず「付き合い」「社会人として」そのような一言で何度も誘ってくる人、会社はよくあります。それを仕事の一つとして捉えている方もたくさんいます。
ですがそれと同じように飲み会を仕事と捉えないこともあなたの考え方です。
アサーションの三つの自己表現を見ながら、対応を変えていきましょう!
- アサーションという自己表現を理解できる。
- 飲み会への強引なお誘いがなくなる。
- 自分の可能性がもっと広がる。
コミュニケーションスキル『アサーション』とは?
Table of Contents
まずアサーションとは3つの自己表現の事を言います。
①攻撃的②非主張的③アサーティブ より詳しく知りたい方はまず以下の記事をご覧ください。
簡単に言うと攻撃的に表現しない、非主張的でなく主張しよう!、そしてアサーティブになろう。と言う事です。本当に簡単に言いました笑
アサーティブというのは相手の意見や気持ちを理解した上で、自分の意見を伝える。そんな技術です。伝え方、受け取り方がいかに大事かがわかってきます。
今回の記事は「飲み会に強引に誘われる。」そんな状況をアサーションの三つの自己表現で分けてみていきましょう。今のあなたの状況に近いものがあるはずです。そしてアサーティブを目指してみてください!
さて、いつものように飲み会に誘われます。あなたはどんな反応をしますか?
アサーションの3つの自己表現で分けて会話例を分けてます。
①攻撃的な対応
これは怒りのような反応をとる事を言います。
お疲れ様!飲み会開きます!もちろん参加するよね!?
何度も言ってますけど、私お酒飲めないので行けないって言ってるじゃないですか!!
ある意味自分の意見をはっきりと伝えることのできるタイプ。でもこのように対応することで相手はどのように感じるか。大抵の人はびっくりして、誘ったことに申し訳なさを感じてしまうでしょう。会社で浮いた存在になってしまう可能性があります。
例えばこのようなタイプの方は伝える事ができるのであれば、あとは「伝え方」「受け取り方」を調整するだけで全て解決できます。後に説明するアサーティブな対応を覚えましょう
②非主張的な対応
これは行きたくない気持ちを伝える事ができなく、言うことを聞いてしまうタイプです。
お疲れ様!飲み会開きます!もちろん参加するよね!?
あ…今週も行くんですね。はい。参加します……(心の声:行きたくない。)
一番損をしてしまうタイプかもしれませんね。例えば会社で問題なく仕事を続けていきたい。そんな思いがあるからこそ、嫌われたくない。などの気持ちが働き、自分に嘘をつく事が一番楽だと思ってしまいます。
このようなタイプにも言える事がアサーティブな対応を覚えましょう。という事です。
次の見出しを見てみましょう!
③アサーティブな対応。
お疲れ様!飲み会開きます!もちろん参加するよね!?
いつもお誘いありがとうございます!
私、やっぱりお酒はとても弱いので、明日に支障がでないように今日は帰宅させていただきます!
これがアサーティブな対応です。まず誘ってくれていることに感謝することです。相手の気持ちをまず受け入れることが大切なので、いきなり断らない事が大きなポイントになってきますね。
もう一度まとめますと
相手の気持ちを受けとってから、受け取った事を相手に伝える。それから自分の気持ちを伝えましょう。
例えばこんなシーンはどうする!?「飲み会中にお酒を強制してくる。」
お酒が進んでないようだな!!ほら、もっと飲め飲め〜
ありがとうございます!皆さんのように飲める体質だったらいいんですけどね、でもノンアルコールで楽しめてますので、そちらを一杯いただきましょう!
みたいな感じです。
ここでも大事なのは先ほどもお伝えした通り、まずは相手の気持ちを受け取ること「ありがとうございます」や「ごめんなさい」はとても万能です。
それでも繰り返し勧められる事もあるでしょう。でも同じように気持ちを受け取ることを忘れず、それから自分の意見を伝えましょう!こちらも繰り返しですね!
絶対に感謝したくないくらい悪質なお酒の強要。それはもちろんあるでしょう。それでも相手の気持ちをまず受け取る。それが自分の気持ちを伝える前の大事な形作りになります。覚えておきましょう!
急に断らない、否定しないことです!
それから自分の気持ちを伝えて、お酒を飲んでいなくても楽しく参加している事を分かってもらおう!
例えばこれを攻撃的な対応をすると場の空気が悪い方向へ一変してしまうでしょう。
非主張的な対応だと、嫌々お酒を飲まなくてはいけない状況になり、そして今後も周りからは「進めたら飲む」と思われてしまう事でしょう。
同じような状況の人は周りにいるはずですので、周りにも良い影響を与えるでしょう。例えば次に入社してくるお酒が苦手な後輩なんかはそんな対応をしているあなたを見て、「無理に飲まなくていいんだ」とホッとすると思います。
(注意)同じような状況の人を見つけて、一緒に愚痴を繰り返す。その瞬間はスッキリするかもしれませんが前に進むことはできませんので注意しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
アサーションとは3つの自己表現。
非主張的、攻撃的、アサーティブ。です。
思い返してみて非主張的だったな、攻撃的だったな。と思ったあなたは是非アサーティブな表現をできるようにしましょう!
今回例に出した『断りにくい飲み会のお誘い』『上司に勧められるお酒』
いずれにせよ大事なのは、まずは相手の気持ちを受け取る事です。誘ってくれた事、お酒を勧めてくれた事に対して気持ちよく「ありがとうございます!」と言いましょう。それから自分の気持ちを伝えるのです。
伝える事が苦手な方はある程度、コミュニケーションのトレーニングが必要になってくるでしょうが、幸せに生きていくために必要なスキルです。非主張的な方はどんどん溜め込んでしまうタイプなので注意しましょう!
とってもいい勉強になりました!!相手の気持ちを受け取った上で、自分の気持ちを伝えるのですね!
おっしゃる通りです。
どんな状況でもいきなり断らない。いきなり否定しない。そう覚えておくと良いと思いますよ!!
会社からの飲み会の誘いがしつこいです。私アルコール弱いんです!!行きたくないんです!!
「飲めない」と言えば、大人なんだから飲めないと!とこんな事ばかりです。
最初は頑張らないと行けないと思っていましたが、流石に毎度気持ち悪くなるのでそろそろ限界です…